大分県観光の基礎知識!おすすめ観光スポットや宿泊施設について
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観光や出張、移住などで大分県を訪問する予定のある方に向けた大分県の基礎知識をお届けします。大分県には全国的に有名な別府温泉や由布院温泉などの多数の温泉があることから、「おんせん県」とも呼ばれています。また、温泉だけではなくくじゅう連山などの山々や海にも面しているため、山や海の幸といったおいしいグルメが堪能できます。
今回は大分県の魅力を存分に堪能するために外せない観光スポットをご紹介します!
大分県の基本データ
まずは大分県の基本情報について掲載しておきます。
人口 | 1,123,770人 |
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面積 | 6,370,72㎢(全国第22位) |
県庁所在地 | 大分市 |
気候 | 全体的に比較的温暖な地域であるが、 地域によって「瀬戸内型(Ⅰ)」「瀬戸内型(Ⅱ)」「南海型」「九州山地型」の気候に分かれる。 南海型と九州山地型の地域は比較的雨が多い傾向にある。 |
特産品 | かぼす、みかん、ナシ、関アジ・関サバなど |
大分県の外せない観光スポット
一言で大分といっても、県内のエリアによって源泉数・湧出量全国一位の温泉やくじゅう連山などの山々に囲まれた緑豊かな自然、そして周防灘、伊予灘、豊後水道がもたらす海の幸など、その表情が大きくことなります。以下では大分県の主要エリアについて紹介していきます。
九州の東の玄関口である大分県最大都市の「大分市」
大分県の県庁所在地でもある「大分市」は、大分県のほぼ中央部にあり別府湾に面していることから水族館や動物園、そしてビーチや神社など見どころの観光スポットが多数あります。古くから貿易や産業、農業が発展し、現在に至るまで東九州最大の経済・流通の拠点として確固たる地位を築いています。
主な観光スポットはうみたまごや高崎山自然動物園、田ノ浦ビーチ、大分県護国神社などが有名です。
また、大分市はホテル・ビジネスホテルが集中しており、大分県の観光拠点としても最適です。
主要な観光スポット
- 【うみたまご】セイウチやイルカのパフォーマンスなど、生き物を間近で見ることのできる水族館。
- 【高崎山自然動物園】約1500頭のニホンザルが生息。
- 【田ノ浦ビーチ】市民の憩いの場となる総合公園。夏は海水浴場としてにぎわう。
- 【大分縣護國神社】桜と梅の名所として知られる。初詣の際は、西日本一ともいわれる大きな破魔矢や熊手が有名。
- 【パークプレイス大分】ショッピングモールや飲食店、映画館からなる複合商業施設
自然に囲まれた風光明媚な「佐伯市」
大分県の南東部に位置する「佐伯市」は、「祖母傾国定公園」とリアス式海岸で有名な「日豊海岸国定公園」に囲まれた、風光明媚な自然が広がるまちです。雄大な原生林が生い茂る祖母・傾山山系は2017年、ユネスコエコパークに認定されました。 豊かな山と海の幸に恵まれていることから、「グルメのまち」としても知られています。
主な観光スポットはととろのバス停や蒲江海岸、唄げんか大橋などが有名です。
主要な観光スポット
- 【ととろのバス停】「ととろ」というバス停があり「となりのトトロ」上映後、一躍有名に。
- 【蒲江海岸】太平洋の荒波によってできたリアス式海岸が特徴。
- 【唄げんか大橋】長さ292m、幅12.5mと大迫力の橋。
緑と清流に囲まれた城下町の「中津市」
大分県と福岡県との県境に位置する「中津市」は、山国川から広がる緑と清流に囲まれた自然豊かな町です。 全国的に有名な「耶馬溪」で知られており、2017年4月には、日本遺産に認定されました。また、からあげの町としても有名で、「中津からあげ」は全国にその名を知られています。
主要な観光スポット
- 【中津城(奥平家歴史資料館)】天正15年(1587)黒田孝高によって築城。
- 【福澤諭吉旧居・福澤記念館】福澤諭吉が少年時代に住んでいた住宅。
- 【本耶馬渓】青の洞門などを有する歴史ある観光地。
日本屈指の温泉地「別府市」
大分県の東海岸のほぼ中央に位置する「別府市」は、日本を代表する温泉地として知られています。市内には別府八湯と呼ばれる8つの温泉エリアが点在し、毎分8万7千リットルを越える日本一の湧出量と源泉数を誇り、毎年多くの観光客でにぎわっています。また、市内には約3,000人の海外からの留学生がおり、日本でも指折りの国際交流都市として発展しつづけています。
主要な観光スポット
- 【鉄輪温泉】別府8湯のひとつ。昔からの湯治場の雰囲気を残している。
- 【海地獄】光と反応して青く見える源泉。
- 【サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド】サンリオのテーマパーク。
美しい山々に囲まれた「日田市」
大分県の西部に位置する「日田市」は周囲を阿蘇山やくじゅう山、そして英彦山などの山々に囲まれた緑豊かな市です。山脈からの豊富な水によってナシなどの農産物がおいしく育つのも特徴です。また、内陸特有の気候から寒暖差が大きく、雨量も多いため、四季の変化がはっきりしています。
主要な観光スポット
- 【慈恩の滝】豊かな水量を誇る壮観な滝。
- 【松尾神社】1769年建立の開運の神社。
- 【天ヶ瀬温泉】1,300年前に開湯されたと伝わる温泉。
武家屋敷通りなどの古い面影が今も残る「竹田市」
大分県の南西部に位置する「竹田市」は、くじゅう連山や阿蘇外輪山、祖母山麓などの山々に囲まれています。これらの山々から湧き出る豊富な水は、名水として全国的に知られています。また、市内には岡城跡や武家屋敷等といった歴史的建造物が今も変わらぬ姿で残っています。
主要な観光スポット
- 【ガンジーファーム】乳製品も数多く並ぶ広大な牧場。
- 【岡城跡】瀧廉太郎の「荒城の月」のモチーフにもなった城跡。
- 【くじゅう花公園】約500種、500万本の花が咲き誇る公園。
歴史的文化遺産が数多く残る「宇佐市」
大分県の北部に位置する「宇佐市」は、文化財が数多く残る市です。市内には、宇佐神宮や石橋・鏝絵等、深見五重の塔のなどの歴史的建造物が多く残されており、歴史ファンでなくとも思わず見入ってしまう歴史遺産の宝庫と言えます。また、市内の地形は大小の谷で形成された院内エリア、盆地の安心院エリア、海と平野の宇佐エリアによって構成されるので、雄大な自然美を楽しむことができます。
主要な観光スポット
- 【宇佐神宮本殿】一之御殿・二之御殿・三之御殿からなる神宮。
- 【深見五重の塔】京都の醍醐湖寺五重塔をモデルに建立された塔。
- 【院内町石橋群】アーチ石橋・桁橋・アーチ石橋からなる石橋群。
大分県のおすすめの滞在先は?
大分県は九州地方の観光拠点にも最適です。ホテルの多くは大分市、別府市に集中している傾向があります。観光地ということもあり、駅前にビジネスホテルも豊富にあるので出張時も便利です。
大分県は福岡県や熊本県と隣接しているので、大分県を拠点に福岡や熊本を観光することもできます。大分県に中長期で滞在する必要がある場合は、ホテルよりもマンスリーマンションやウィークリーマンションを選択した方が良いケースもあります。
大分県のマンスリーマンションの多くはあらかじめ家具・家電が備え付きなので、中長期の滞在であってもコストを安く抑えて滞在することが可能です。家具・家電があれば自炊もできるので食生活に気を使いつつ、節約にもつながります。
まとめ
大分県の観光スポットや宿泊施設などについてご紹介しました。
大分県は地域によって湯布院温泉や別府温泉などといった全国的に有名な温泉地の他、くじゅう連山などの美しい山々による豊かな大自然や、別府湾などがもたらす海の幸などのグルメも楽しめる、魅力いっぱいの県です。
長く観光する場合やビジネスなどで中長期の滞在が必要な場合は、マンスリーマンションも検討するとリーズナブルに滞在できるので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。
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